松下直子の猪突猛進、一直線 松下直子の猪突猛進、一直線

松下直子の猪突猛進、一直線

あんちゃん©(株)オフィスあん 代表、の、日々の徒然。

夏に食べるおでん。

よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ✨
前から三列目。藤原 竜也さんが3メートル先にずっといて、まるで「夏に食べるおでん」。苦笑 ※軽くYouTube 観て!

今の藤原 竜也さんにしかできない狂気で幼稚で圧倒的に美しい「マクベス」。土屋 太鳳ちゃんの誇り高く禍々しい妖艶さ。恐れる男と恐れない女。

”4大悲劇”でもっとも同情の余地がないマクベスなのに、そこに臆病さや繊細さを感じざるを得ないほどの藤原 竜也さんと、最強な悪女なのに夫への愛情と献身さを感じざるを得ないほどの土屋 太鳳ちゃん。すげーよかった!

蜷川 幸雄さんの意志を継ぐ吉田 鋼太郎さんのシェイクスピアシリーズ(重いマクベスなのにちょいちょい1秒くらい笑わされるのが救い)。スタンディングオーベーションがすごかった。3時間10分があっという間。

何より、1600年代のセリフの美しさ。かの有名なTomorrow speechをはじめ…

「きれいは穢い、穢いはきれい((Fair is foul, and foul is fair)」

「終わったことは終わったこと(What’s done, is done)」

「あなたの耳に私の勇気をあげる(That I may pour my spirits in thine ear)」←この時の太鳳ちゃん、怖すぎて美しすぎた…

「人生はたかが歩く影、哀れな役者だ(Life’s but a walking shadow, a poor player)」

シェイクスピアの言葉には多義性がある。