2025年8月14日_ニゴンボ@スリランカ
おそらく、現地での最後の御飯になるだろうと、この期間かなりお世話
スリランカの旧名はセイロン。セイロンティーは、スリランカティー。
てことで、お茶工場の見学にやってきました。
紅茶の生葉は、日本の煎茶の生葉に比べると大きくて硬いから香りがよく出るようです。品種の違いもあるだろうけどね。
人事的な視点も入れておくと、1,000人の従業員で一日3トンのお茶を作っているとのことで、それはつまり生葉100〜150トンの作業です。すごい生産量です。日本のお茶専門家に確認したところ、日本だと50〜80人ぐらいらしい。
逆にいえば、それだけ紅茶は安く叩かれているわけで。価格は政府が決める。8割が世界大手5社へのオークションとのことでした。日本の米に近しい?
世界的な傾向ですが、産地は安く販売は高く、中抜き(商社など)が汗をかかずに利潤を持っていく。行政はリストラせずに大手企業と同じ基準で報酬を得て、IT企業や商社などの生み出さない部分が賃上げの名の下に高額な報酬を得やすいようになっている。なんて呟きは敵をつくるかな。苦笑。