松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編

松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編 松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編

あんちゃん©(株)オフィスあん 代表、の、日々の徒然。

World Wanderings

2025年9月22日_大阪@日本

日本語教師(週一/複業)をしている専門学校で、下期の講義計画について担当教師で緊急勉強会。

留学生は入管(法務省)の管理下で「出入国管理」の観点が強かったのですが(どちらかというと「日本語力を証明する(試験対策的)」こと重視)、2023年4月から留学生の教育全般を「教育の質保証」の観点で文科省が担当することになりました(単なる日本語習得ではなく、「学習者が社会でどう活躍できるか」 に焦点が移った)。

ゆえに、文法積み上げ式の『みんなの日本語』から、コミュニケーション機能(〜できるようになる)を軸に構成された『つなぐ日本語』を文科省が各校に推奨してきたため、当校でも導入を決定。本日はベテランの先生の模擬講義を模擬留学生となって受けてきました。

留学生にとってはプロコンあります。
■プロ①実生活で使える日本語が学べる ②世界基準(CEFR)に沿った学習(留学生が他国に行ったときも比較可能) ③学習者主体のアクティビティが多い

■コン①文法の体系性が弱い ②試験対策(日本での就職には不可欠)に直結しにくい ③学習者のタイプによって合う合わないがある(コツコツ文法を積みたいタイプの学生には物足りなく感じる可能性)。

「みんなで意見交換し合って、生徒たちがそれぞれに必要な力をつけられるように!」と切磋琢磨できることが、ただただ心地よくて有難い。ひとえに担任の先生のお人柄✨

ホームグランドの人事分野に居続けることは心地よいけれど、アウェーの居心地の悪さこそ成長痛です。