松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編

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あんちゃん©(株)オフィスあん 代表、の、日々の徒然。

World Wanderings

2018年1月5日_シンガポール

1人あたり名目GDP。2014年でシンガポールは5.6万米ドル、日本は3.6万米ドルと2万米ドルの差があります。

こちらにきて確認できたのは、年齢は賃金とは全く関係がなく、とにもかくにも学歴社会だということ。大卒だと初任給22万円くらい、からスタート。中学高校卒だと14万円で生涯さほど上がらない。

男女の性差も関係なく、むしろ平均賃金は女性の方が高いのだそう。シンガポール人の85%が、ホームキーパーを雇用。だから家事に時間を割かずに女性が働く。ホームキーパーはインドネシア等近隣諸国から雇用していて、住み込みでも月額3万円くらい。

近隣諸国を商圏および人材供給地点として活用しながらも、国が別であるため社会保障の提供は不要。将来への負債とならないように巧みな制度をひいています。出稼ぎに来る労働者のメリットは、自国より高待遇である点。つまり、シンガポールを魅力ある勤務地にすることで、人材を呼び寄せる。

国同士のGDPを単純に比較することはあまり意味がない。日本は日本らしくどうあるべきか、自分たちで考えていくしかない。