同期。
前職グリコの代表的冷菓のひとつが「セブンティーンアイス」でござい




ネタバレが含まれます。
『兎、波を走る』以来、3年ぶりの「野田地図」参戦。『華氏マイナス320°』。阿部サダヲさん、深津絵里さんの存在感を飛び越えてくる、天使を演じる広瀬すずさんのあのラストの絶叫。「ヒミコとメフィスト」の「陰陽」の二重人格的くだりはただただ鳥肌
。突き抜け方に目が離せなかった。群舞の途中で音楽だけが止まるラストは息とまった。
「命を誰が選ぶのか」という極めて重いテーマが横たわっているから、絞めつけられそうなる時間はあるものの、言葉の軽さとテーマの重さの落差が観客に考える余白を生む。わからなさの先(ここはロジカルにみちゃいけないところ)。その手前にあるいつもの言葉遊びは「堕天使、ペテン師、異天使からの、遺伝子」「ANGERとANGELは、怒りと天使はたった一文字の違いなのに」「あくま(悪魔)で天使」「JeansではなくGenes」「イーロン・マスクならぬウーロン・デスマスク社長」「華氏マイナス三百二・重度」など。
作品の中には、『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)、『ファウスト』(ゲーテ)、『マクベス』(シェイクスピア)、『ハーメルンの笛吹き』、『スーパーマン』、『セツアンの善人』(ブレヒト)、『渡る世間は鬼ばかり』などのモチーフが織り込まれ、「相模原事件」「STAP細胞」「アイルランドのジャガイモ飢饉」「ささやき女将」といった現実の出来事や人物も重ねられていく。
野田作品はいつも、ぞっとする。
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タスケテ(ファウ中途):阿部サダヲ
メフィスト(光の天使 / 少女ジーンズ / ヒミコッチュウト):広瀬すず
窮理教授(ヒ巫女):深津絵里
ハーメルンの笛吹き男(清掃員ハーメルン):大倉孝二
ウーロン・チャー会長(ハ巫女):高田聖子
裏ヶ有助手(ウラガール): 川上友里
ウーロン・デスマスク社長(社っ長さん / ハ巫女の弟):橋本さとし
表無助手(不知火勝太郎 / 卵売り):野田秀樹
ファウスト(オーマイゴッド / ドクター骨伝導 / 卜占医術伝道師オーマイ後藤):橋爪功