松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編

松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編 松下直子の猪突猛進、一直線 世界放浪記編

あんちゃん©(株)オフィスあん 代表、の、日々の徒然。

World Wanderings

2026年3月20日_ポンペイ@イタリア

79年のヴェスヴィオ噴火によって一瞬で火山灰に埋もれたポンペイ遺跡。破壊されたからこそ、保存されたわけですが、そこには、大自然の驚異と、2000以上前の生活水準の高さ、しかし今と変わらぬ人の営みがありました。

水道・浴場・都市設計は、かなり高度な社会インフラ。政治的な意思決定を行っただろう広場。社交・リラックスの場であっただろうテルマエ(浴場)。恋愛・悪口・宣伝の壁への落書きは、今のSNSと同じか。垣間見える家族、仕事。家の広さの違いや装飾からはっきりわかる経済的格差の存在と共存の様子。そして欲望(娼館)。
そして、人間ではどうにもならない外部環境。とはいえ、数日前〜数ヶ月から噴煙が見え地震が続いていたらしく、当時の人口 約 1〜2万人、8〜9割以上は逃られたらしい。いつもと違うけど、大丈夫だろうという正常バイアス、もう少し様子を見ようという判断の遅れ、財産・家を守る意識の1~2割が被害にあったのかもしれません。


人は何を大切にしていたのか。どう生きていたのか。何が残るのか。元凶のヴェスヴィオ火山は穏やかに佇んでいて、当時の住民もこうして眺めていたのだろうね。