校長 松下直子からのご挨拶　vol.2

日本の大学には「人事学部」のようなものがありません。海外の、特に米国の大学には「HR学部」なるものが存在し、そこで人事を体系的に学んだ学生たちが人事部門に就職していきます。日本では、よほどでない限り、会社で人事に配置されてから経験を通じて人事業務を体得していきます。

体系的に人事を学ぶ機会を提供したい。経営と人事を繋げられる人を支援したい。単なるセミナーではなくまるで寺子屋のような切磋琢磨を創出したい。そしてそこに集う方々が有機的につながれば、大きな力になるに違いない。そう思ってスタートさせたこの「まなび場」も４期目を迎えようとしています。この三年間の卒業生達は実際、よき紐帯を創り始めています。

時代が変わろうとも変わらぬ人事の原理原則と、そして変えていく必要のある部分とを、皆さんと考えて参りましょう。